『春の魔法のおすそわけ』/西澤 保彦

春の魔法のおすそわけ春の魔法のおすそわけ
西澤 保彦 (2006/10)
中央公論新社
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わたしも40代はこんな風になってるのかなぁ。怖っ。
ここ2年ほど西澤さんの作風が変わったように感じます。以前の秀逸なパズラーが読みたい…(T_T)


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『日本書紀』 /黒板 勝美

大国主命=大黒さま、って知っています?わたしは先日初めて知りました。

お土産で頂いたウサギ饅頭(そういえば小さいころヒヨコ饅頭がかわいそうで食べられなかったなぁ)の包装紙に「因幡の白兎」の童謡が書いてあったのです。

「大きな袋を 肩にかけ 大黒さまが 来かかると
  ここに因幡の 白うさぎ 皮をむかれて あか裸」

ん??大黒さま???白兎を助けた神様って大国主命だよね???

大黒さまというと、七福神の一人でサンタみたいな袋と俵と小槌を持った、ふっくらした(とゆかデブの)おじさん。しかも原典はインドじゃないの?

わたしが幼稚園児のとき読んだ「因幡の白兎」の挿絵の大国主命は、白いゆったりとした服を着て耳の横で髪を纏めて、ほっそりした男前に描かれていました。「優しくて物知りでカッコイイ!!!」それが大国主命のイメージだったのに…。大黒さまだったなんて。

インド原典と思われる大黒さまと日本神話の大国主命。きっと何かの間違いのはず!!!

というわけで、

日本書紀 (上)日本書紀 (上)
黒板 勝美 (2005/02)
一穂社
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素盞嗚命のヤマタノオロチ退治の次は大国主命の国造りで、因幡の白兎のお話は入っていませんでした。古事記だったかな…。
別名はたくさんありましたが大黒の字を当てはめたものはなく、結局わからず。
1200年前のファンタジーです。たまにはこういうのもいいかもね。


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『RIKO 女神の永遠』『聖母の深き淵』『月神の浅き夢』/柴田 よしき

RIKO―女神の永遠聖母の深き淵月神の浅き夢

RIKO 女神(ヴィーナス)の永遠
柴田 よしき (1997/10)
角川書店
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聖母(マドンナ)の深き淵
柴田 よしき (1998/03)
角川書店
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月神(ダイアナ)の浅き夢
柴田 よしき (2000/05)
角川書店
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購入&再読です。
ハードボイルドでバイオレンスでミステリーでドロドロでエロティックでさすが横溝正史賞受賞作…。衝撃。

って書いていたら「犬神家の一族」が見たくなったなぁ。と思ったけど公式HP見たら、スケキヨの怖さに耐えられそうにありません。


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『玉虫と十一の掌篇小説』/小池 真理子

玉虫と十一の掌篇小説玉虫と十一の掌篇小説
小池 真理子 (2006/10)
新潮社
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「掌に載せてしまえるような短い小説ながら、(中略)小さく切り取られているが故に、その闇はいっそう濃く、瞬く星々もまた、いっそう静かに澄みわたるのだ。」(あとがきより)
小池真理子さんの本はほどんど読んでいるのですが、いつも女性の描写がすごい。どこまでも堕ちていく腐っていく朽ちていく…あまりにも深い闇に呆然としてしまいます。同感はできない、理解もできない、でも抜け出せない独特の世界。


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『死神の精度』/伊坂 幸太郎

死神の精度死神の精度
伊坂 幸太郎 (2005/06)
文藝春秋
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初めて伊坂幸太郎さんの作品を読みました。以前から気にはなっていたのですが、なんとなく機会がなくて。
死神を主人公にした連作短編集です。1作目を読んで、「先が見えたかも」と思ったのですが…。ミステリー、ハードボイルド、恋愛小説、ロードノベルと様々なジャンルで上手く書かれていて、一話ごとにドキドキしました。ただ、あの一話だけがなぁ…どうして死んじゃったのかなぁ。


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『カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep』/森 博嗣

カクレカラクリ An Automaton in Long Sleepカクレカラクリ An Automaton in Long Sleep
森 博嗣 (2006/08)
メディアファクトリー
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コカ・コーラ120周年記念書き下ろし作品。
とてもキレイなお話だと思いました。黒ずんだオイルのついたホイールや廃墟や古いものが好きなので雰囲気だけでも充分楽しめました。殺人もなく、なぞなぞ遊びという感じです。謎解きもさほど難しくないので、適度な頭の体操になって疲れているときにいいかも。読後はすっきり爽やか、すがすがしい清涼感があります。そう、まるでコカ・コーラを飲んだあとのような…。


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『包帯クラブ The Bandage Club』/天童 荒太

包帯クラブ The Bandage Club包帯クラブ The Bandage Club
天童 荒太 (2006/02)
筑摩書房
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「ふざけないで。そんなのだれだって経験する、ありふれた思い出じゃない」「あ。それ言っていいの。だれだって経験するから、傷つかないわけじゃないぜ。育った環境も性格も違うんだから、経験が似てても、受ける傷の度合いは違うはずだろ」
何年ぶりかで天童荒太さんの本を読みました。家族の絆や、身近な人だからこそすれ違う痛みとか、根底にあるものは変わらず、作風は今までとは違っていて新鮮でした。


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『大鷲の誓い デルフィニア外伝』/茅田 砂胡

大鷲の誓い デルフィニア外伝大鷲の誓い デルフィニア外伝
茅田 砂胡 (2006/03)
絵/沖 麻実也
中央公論新社
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久々の購入&再読です。待望のデルフィニア戦記外伝は若かりし(とゆか、幼き…)バルロとナシアスの出会いと友情の物語です。本編の勢いそのままに、笑いあり感動ありの楽しい内容です。シリーズ本編は知らなくても充分に楽しめると思います。ただ…最後のほうで本編の”その後”が描かれているので、「気になる〜!!!(((o(>_<)o)))」と全17巻を読む羽目になるかもしれません。現在シリーズ読み直し中…。


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『R(リアル)-0 Bete noire』/柴田 よしき

R(リアル)-0 Bete noireR(リアル)-0 Bete noire
柴田 よしき (2002/02)
祥伝社
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R-0シリーズ最後だと思っていたら、まだ続くそうです。たはー


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『R(リアル)-0 amour』/柴田 よしき

R(リアル)-0 amourR(リアル)-0 amour
柴田 よしき(2001/09)
祥伝社
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『ゆび』『0』から続くシリーズ3作目。1作目はSFぽいホラー、2作目はスプラッタホラーのような感じでした。…が、これはちょっと…ホラーを期待して読むとかなり裏切られます。ダークなファンタジーというべきかな。


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『ドリームバスター〈3〉』/宮部 みゆき

ドリームバスター〈3〉ドリームバスター〈3〉
宮部 みゆき (2006/03)
徳間書店
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「3、4巻で折り返して、おそらく全7巻で終るはずなので、読み始めるなら今が一番いいタイミングだと思いますよ(笑)」(著者コメントより)
…だそうです。この本の登場人物はみんな、心がまっすぐで、前向きで、思いやりがあって、強くて、生き生きとしていて、読むととても暖かい気持ちになります。そしてちょっと切ない。わたしはずっと、人の行動の裏側にある気持ちを汲んであげられる優しい人になりたいと思っていました。それは自分が優しくないし、強くないことを知っているからで、こういう人たちの物語を読むと自分の足りないところを思い知らされて、胸が痛くなります。
なんにしてもこの人物描写はさすが宮部氏。


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『ゆび』/柴田 よしき

ゆびゆび
柴田 よしき (1999/07)
祥伝社
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先に『0』を読んで、これの続編だったことを知ったのですが中々みつからず探し回っていました。文庫なので単行本とは棚が分けられていたというオチでした…。何年探してたと…(T_T)
ホラーなのですが、それほど怖いということもありません。むしろSFかも。指に欲望が宿るというのは面白い設定でした。


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『消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京』/柴田 よしき

消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京
柴田 よしき (2001/02)
角川書店
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正太郎シリーズ2作目。シリーズはもう6作目が出ています。
これは大好きなシリーズの一つです。とても人間が書けていて(このシリーズの主人公は猫なので猫が書けているというべき?(笑))、いつも読んだあとはホッコリした気分になります。出版業界ネタばらし本格ミステリー???


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『聖女の塔〈建築探偵桜井京介の事件簿〉』/篠田 真由美

聖女の塔聖女の塔〈建築探偵桜井京介の事件簿〉
篠田 真由美 (2006/07)
講談社
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建築探偵シリーズ12作目。もはやミステリーとしての楽しみはなくなってしまいました。物語としても、登場人物は暗いし、文章も重いのであまり楽しいとは言えませんが。最終的には京介の謎がとけるそうなので、それに期待して読み続けます。残り3作で終了だそうです。


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『名探偵はどこにいる』/霧舎 巧

名探偵はどこにいる名探偵はどこにいる
霧舎 巧 (2006/03)
原書房
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あかずの扉シリーズ外伝の2作目です。あかずの扉シリーズを知らなくても読めますが、前作外伝「名探偵はもういない」の登場人物が主要メンバーなので、こっちは読んでおいたほうが良いです。内容は(多分)ミステリーではありません。いえ、謎解きはあるのですが…青春恋愛小説としてはそこそこ面白いです。


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『水冥き愁いの街 死都ヴェネツィア〈龍の黙示録〉』/篠田 真由美

水冥き愁いの街 死都ヴェネツィア水冥き愁いの街 死都ヴェネツィア〈龍の黙示録〉
篠田 真由美 (2006/05)
祥伝社
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龍の黙示録シリーズ6作目です。作者ノリノリで書きました!って感じですね。篠田真由美さんといえば耽美的というか、幻想的というか…もう、そのままの世界です。舞台がイタリアに移って爆発したな、と(笑)。


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『λに歯がない』/森 博嗣

λに歯がないλに歯がない
森 博嗣 (2006/09)
講談社
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Gシリーズの5作目です。このシリーズ、実はミステリーとしてはあまり面白くありません…。ただ犀川先生や萌絵ちゃんの今後とか、気になって読んでしまう。これも作者に嵌められているのでしょうか?


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『少し変わった子あります』/森 博嗣

少し変わった子あります少し変わった子あります
森 博嗣 (2006/08)
文藝春秋
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森博嗣さんの作品らしい、とても静かで淡々としていて透明な感じ。
そして時々ふっと笑えるところが好きです。


21:00 | [本]作家ま行 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

はじめました。

読了した本とか、日々のことをまったりと更新予定。


21:24 | [雑文]いろいろ | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑